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再就職支援職種研究

職業として働く価値を見出せる! 当たり前を守るエッセンシャルワークの仕事とは?

コロナ禍を経てよく耳にするようになったのが「エッセンシャルワーカー」という言葉です。人々の日常生活を維持していくために、感染リスクを感じながらも現場で働き続けてくれた方々の総称として、「大きな敬意と感謝」を込めて私たちはそう呼んでいました。そして世界中の人々が拍手と称賛を贈っていたシーンは、今でもハッキリと思い出すことが出来るでしょう。

今回はその“エッセンシャルワーク”に焦点を当てて、あらためて「職業として働く価値」を考えてみたいと思います。

「当たり前を守る」大切さ

一般的に“エッセンシャルワーク”とは「社会基盤に関わる必要不可欠な職業」を指し、その範囲は多岐に渡ります。

▶医療・福祉や保育
▶生活インフラ(ガス/水道/電気/通信など)
▶小売業(生活用品を扱うスーパー/ドラッグストア/コンビニなど)
▶運輸・物流
▶教育(小/中/高/大学、幼稚園、学習塾など)
▶公共サービス …etc

「当たり前」が当たり前では無くなってしまう苦しさは、新型コロナが第五類になった今でも、次々起こる自然災害を目の当たりにする度に痛感させられます。人生100年時代、その半分を超えて頑張ってきたシニアの皆さん!今度は「安定・安心」を“つくる・守る・維持する”側の仕事に就いてみませんか?

シニア層が「望む働き方」を叶える

 今、「71歳以上まで働きたい」という希望を持つシニア層の割合は…
 ・55~59歳の就業者で…15.4%
 ・60~64歳の就業者で…17.2%
 ・65~69歳の就業者で…40.7%
出典:2023.11.10「シニアの就業実態・意識調査」(株)パーソル総合研究所

この調査から、年齢を増すごとに“もっと働いていたい”と考える割合が増えることが分かります。一方では将来の金銭的不安などから“働かなくては”という想いの方もいらっしゃるかと思います。ともあれ「体力・気力」などへの不安も重なってくるシニアの皆さんであれば、是非“エッセンシャルワーク”をキーワードに仕事探しをすることをお薦めします。

年齢を重ねればどうしても行動範囲も狭くなりがちとなり、通勤への負担は避けたいものです。エッセンシャルワークの多くは生活圏の中に職場があり、それが大きな利点となります。また「社会と関っていきたい、誰かの役に立ちたい」との想いがあるならば、文字通り「地域社会への貢献」を実感することが出来ます。その実感が「やる気(気力)・使命感」に繋がっていきます。

シニアの力で「当たり前がある街」を

少子高齢化で人手不足が急激に進む日本、シニアの皆さんの力が欲しいと願う業界が今どんどん広がっています。それぞれの企業が「働き方の工夫」「雇用形態の多様化」「AIやロボットの導入」などを通じて、一人ひとりの負担を分散させる努力をしています。良くも悪くもコロナ禍の3年半が起点となり、様々な面で「新しい職場のカタチ」が生まれ始めているのです。

これからを担う子供たちが、安心して思う存分力を発揮できる「当たり前がある街」を“つくって・守って・維持する”仕事に就いてみませんか?

まずは東京しごとセンターでキャリアカウンセリングを受けてご自身の可能性について一緒に考えてみませんか? 一人ひとりの状況にあわせてサポートいたします。

●東京しごとセンター シニアコーナー
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