応募書類対策
好感を持たれる応募書類の書き方
採用担当者は応募書類のココを見る!
就職活動に欠かせない応募書類となるのが、履歴書や職務経歴書です(学生の皆さんにとってはエントリーシート)。しかし、フォームの定まった履歴書一つとってみても、応募者一人ひとりの仕上がりは大きく異なるものです。今回は、採用担当者に好感を持たれ、読みたくなる、会いたくなる、応募書類の書き方についてお伝えします。
「応募書類」は採用担当者の視点で作成してみよう!
採用担当者は応募書類からあなたの人物像をつかんでいます。そのため、応募書類は受け取る採用担当者の視点になって作成することが大切です。採用担当者に一緒に働きたいと思わせる応募書類とはどのようなものなのでしょう? 一緒に見ていきましょう。
①文字
文字には自然とその人の性格や行動特性などが表れてきます。最後までしっかり書ききった文字、ポンポン跳ねている文字など…上手い下手ではなく丁寧に書くことを心掛けてください
②体裁
全体の整い方(見た目)から仕事の几帳面さが分かります。残っている下書きの跡、朱肉の汚れ、剝がれそうな写真など、些細なところにも配慮して作成しましょう
③センス
読み手が見た瞬間に「読みたくなる、読みやすい書類」を心掛けましょう。記入枠に合わせて小さな文字でびっしりと埋めている履歴書や、全体のバランス感覚を欠いた書類には注意が必要です
④論理性
適性検査を挟まなくとも「論理性」は数行の文章にも表れてきます。考える力、伝える力、課題発見力など、論理的思考は、多くの職場で求められている力です。“結論ありき”を意識した文章構成を心掛けましょう
フォームが決められていない「職務経歴書」はアピールのチャンス
職務経歴書はPCで作成するケースが多いです。フォームが決まっていない職務経歴書はアピールのチャンスです。まず全体構成をしっかり描いてから経験・スキルを伝えていきましょう。ハローワークのHP等に様々な職務経歴書の書き方例がありますが、「箇条書き」や「整理された時系列の表」などを活用して“知って欲しいポイントの見える化”を心掛けましょう。
応募書類でビジネススキルがわかる?
PCで作成した応募書類はあなたの経験だけではなく、 “PCスキル”や“文書作成能力”などのビジネススキルも同時に見られていると思ってください。応募書類作成が苦手な方は、東京しごとセンターの支援講座などでスキルアップすることをお薦めします。